工場の単純作業が苦にならず一生を期間工やってもいっかと考えている人も多いと思います。
1日中誰とも話すことなく同じ仕事をやっているだけなので、性に合う人には会いますよね。
期間工は給料も良いので若いうちは良いかもしれませんが、50代くらいになってくると期間工に採用されるのが難しくなります。
他にも一生を期間工で食っていくには難しい理由があるので、そのあたりのことを経験を交えて説明します。
もしも期間工で一生を働いていこうと考えている方は最後まで目を通してみてください。
1つだけ一生を期間工でやっていける方法もあります。
期間工で一生働くのはおすすめしない決定的な3つの理由!?
- 特別な技術が身に付かない
- 50代からの採用が難しい
- 契約更新の保証がない
一生を期間工で働けない大きな3つの理由です。
特別な技術が身に付かない
まず期間工の仕事は誰でもできる単純作業で、どこの工程でも誰でもできるように単純化されています。
仮に期間工で3年間働いたとしても、手に職がついたわけでもなく終わってしまいます。
営業職や現場仕事で3年間働いたとしたら、サービスの売り込み方やコミュニケーションの取り方、取引先とのやり取りなど多くのことを経験として身に付けることができます。
現場の仕事でも専門知識を学び、物理関係に詳しくなり将来は自分で独立することだって可能になります。
期間工の場合にはこの専門的な知識が身に付くことがなく、ただロボットのように働いて終わります。
自動車関係の期間工で働いて車の修理ができたり、構造を理解し他の分野に役に立てるようなこともありません。
実際に働いている期間工メーカーの社員の方でも特別なことはせずに、期間工の従業員とほとんど変わらない内容の仕事をしていますから。
期間工の採用は40代までが限界
一生を期間工で働くということは3年間を満了したら、別のメーカーに採用されるしかありません。
30~40代まではこの方法でも可能かもしれませんが、50代になるとほとんどのメーカーに断られることになり、期間工の仕事に就くのは難しくなります。
中には50代の方でも積極的に採用している期間工の企業もありますが、その企業からの採用がなければ仕事をすること自体に無理がでてきますね。
仮に50代でも採用されたとしても、期間工の満了は3年間と法律で決まっているので、3年後はどうしましょう。
期間工の契約更新の保証はない
期間工で働ける最高の期間は3年というのは説明しました。
その3年間というのは3か月か6カ月の契約更新を繰り返して、マックス期間が3年間ということです。
工場自体が暇になり従業員がいらなくなると契約更新の話が来ず、その前の契約期間で終了することになります。
最悪の場合、3年間も働くことができずに終わることもあるのも期間工の特徴でもあるんです。
このことから期間工の契約の更新は絶対ではなく、メーカー側の裁量となります。
いくら出勤態度の良い従業員でも仕事のできる人でも同じ条件です。
まとめ
- 特別な技術が身に付かない
- 50代からの採用が難しい
- 契約の更新の保証はどこにもない
この3つの理由から期間工で一生を働くことは難しいということが言えます。
ただしどうしても工場の単純作業が楽で、人とも話さずに済むので一生をやりたいという方には、1つだけ方法があります。
PEO社員という正社員になって一生を期間工として働くことが可能なんです。
別の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。