期間工の選考会(面接)で採用になると各メーカーで決められた場所に行き、健康診断が行われます。
そしてこの健康診断で体に何か問題があると、その場で不採用となり帰らされることにもなる場合も多々あります。
基本的に期間工で欲しがっている人材というのは、健康な体を持った真面目に長く働いていくれる人なので、体の健康が問題で契約の満了前に辞められてもメーカー側が困るからなんです。
ただ期間工の健康診断を受ける前に前もって対策ができることもたくさんあるので、健康診断で不採用にならないように注意することを紹介します。
面接に通過したからといって採用になるわけではないので、十分に注意して健康診断に望みましょう。
期間工の健康診断で注意したいこと
期間工の健康診断で最も重要な【血圧】
期間工の健康診断で最も注意したいのが「血圧」です。
高血圧の人だと健康な体の持ち主とはみなされないので、期間工の面接を受ける前の段階から、普段の食事の塩分を考えて野菜を多く食べ、食物繊維を体の中に多く取り入れるようにしましょう。
選考会の2週間ほど前から野菜ジュースを1日に1本(500ml)くらい飲んだり、塩分の強い食事は避けることで2週間後の健康診断での血圧の上昇を抑えることも十分に可能です。
タバコを吸っている人でも血圧に大きな影響を与えるので、選考会までは1日のタバコの本数を減らしたり、できれば辞めるなどの対策が必要になります。
血圧は多くの人が注意を受けるのでしっかりと対策を取っておきましょう。
期間工の健康診断【コレステロール値】
コレステロール値と聞くと肥満体系の方を思い浮かべるかもしれませんが、痩せ方の人でもコレステロール値が高い方は多くいらっしゃいます。
コレステロール値が高いと直接な健康被害は起こりませんが、糖尿病や高血圧などの他の病気との合併することが考えられるので、期間工の健康診断では重要視されています。
対策としては高血圧にも繋がりますが、緑黄色野菜を食べるとかタバコを控える他に、1日に適度な運動をすることでコレステロール値を下げることができます。
おすすめは1日に1時間の散歩をすることが最も効果的で、毎日続けているとコレステロールの絶対値を下げることができ、血圧も正常に収まるようになることが多いです。
普段から運動をしていないとコレステロール値が高くなり、期間工の健康診断でも良い結果を得られない可能性も出てきます。
肝臓の数値
血液を抜いて肝臓の数値を見る診断も期間工では注視しています。
肝臓の場合にはお酒が原因の場合が最も多く、多くの方が肝臓の数値が悪いため、実際に健康診断の時に帰らされることになります。
対策としてはお酒を控えることが1番の効果的な対策で、選考会(面接)がある1週間前からは最低でもお酒を控えることで問題なく健康診断を終えることがあります。
もともと肝臓の数値が悪い方でも、期間工で働き始めると数値が落ち着いてくる方が多く、仕事で適度な運動をする期間工なので、健康診断の時だけでもしっかりと抑えておきたいですね。
面接には通過しても肝臓の数値が悪いために断っているケースが本当に多いです。
肥満体
肥満体の人は期間工の健康診断のときに引っかかると言われていますが、肥満体で不採用になるようなことはありません。
ただ肥満体の人は血圧が高かったり、コレステロール値も高い可能性があるので、上で注意したように野菜を多めに食べて対策を取っておけば問題なくクリアすることができます。
見た目は肥満体でも健康診断の数値が悪くない限りは、期間工の従業員として採用され、普通に働くことは十分に可能です。
タトゥーがる場合
健康には全く関係ないですが、期間工の各メーカーでは健康診断の時にパンツ一丁の裸にさせられるので、この時点でタトゥーや入れ墨があると不採用になります。
面接や選考会の時点で絶対に質問されることなので、隠さずに選考会の時点で自己申告するほうが、時間も無駄にならずにメーカー側にも迷惑にならなくて済みます。
ホンダ自動車の期間工ではタトゥーの有無を関係なく、パンツ一丁になっての健康診断もなく、入れ墨やタトゥーがある方は、ホンダ自動車の期間工を選ぶことをおすすめします。
「期間工.jp」のサイトでもタトゥーがあってもOKの期間工を紹介してくれるので、タトゥーが原因で採用が断られる場合には相談してみると良いでしょう。
肌に関する病気を持っている
期間工の工程によっては普段は使わない薬品を扱ったり、塗装の工程ではシンナーやラッカーを扱うこともあるために、アトピーなどの肌に関係する病気を持っていないかを見られます。
アトピー持ちの人でも働けますが、症状がひどい場合には断るケースもあります。
薬品を触って肌の状態が悪化したり、期間工の仕事が原因で一生ついてまわる傷を負ったなどと、後から訴えを起こされないようにしているんです。
このことからもともと肌に関する持病を持っている方は、選考会の段階でも質問されるので、正直に申告するようにしましょう。
症状も軽く健康診断の時点で問題なく働けると判断されればそのまま採用になります。
普段から腰が悪い人は期間工の健康診断では✖
健康診断では腰の状態も質問されることがあります。
20代の若い人には質問されないですが、40代くらいで応募すると現在の腰の状態を聞かれ、背筋なども軽く測るので、腰に痛みを持っている方は断ることもあります。
期間工の仕事では基本的に重量物を持つことは機械でやりますが、座ったり起き上がったりの繰り返しがあるような工程では、腰に痛みを持っている人は働きにくく、腰の状態を悪化させる恐れがあるので、本人は大丈夫と思っていてもダメなケースもあるんです。
腰の痛みだけは事前の対策は難しく、健康診断のときだけはシャキっとできるだけ普通を装いましょう。
期間工での健康診断まとめ
期間工では面接に通過しても健康診断でダメだと判断された場合には、採用を断ることも少なくありません。
これは、採用になって働き始めも体のどこかが悪くなり、すぐに辞められるのを阻止する意味でもあるんです。
最も注意が必要なのは「血圧」「お酒」「肝機能」なので前もって対策を取ることは十分に可能です。
面接も大事ですが、面接を通過したあとの健康診断もかなり大切なので、健康診断で採用を断られないように普段の生活の中でも健康であることを心掛けましょう。
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