スバル期間工から正社員への登用を狙っている方は多くいると思います。
トヨタや日産などに比べるとスバルで正社員になるのは正解です。
スバルがこれまで2019年2月現在で1,136名の期間従業員(期間工)の方が正社員になっていて、どの自動車メーカーよりも多く登用しているからです。
計算すると年間で200人近い正社員登用を行っています。
ここではスバル期間工から正社員登用までに必要な受給資格と、正社員への登用試験の内容を詳しく解説します。
スバル期間工から正社員登用を狙っている方はぜひ参考にしてみて下さい。
スバル期間工は正社員登用はあるのか?
SUBARUに入社し、エアコンパイプの締め付けなどの組立の工程の仕事を担当することになりました。それまでにさまざまな仕事を経験してきましたが、組立の仕事は初めて。工場での仕事では、ラインを停滞させるわけにはいかないので担当する仕事を決められた時間内に終わらせなければなりません。時間内に作業を終わらせることができるのか、始めるまでは不安でした。ところが、いざ仕事をしてみると、楽しいんですよ。自分に合っているのかな、と思いました。 出典:スバル期間工
スバル期間工から毎年数百人の正社員登用は行っています。
ネット上のブログなどを見ても多くの人が、期間工から正社員へと誘いを受けたというのもいくつも見ました。
しかもスバル期間工では正社員登用への条件が他よりも緩く、大きなチャンスがあることは確かです。
スバル期間工から正社員登用は他とくらべて簡単?
冒頭でも紹介したようにスバルは期間工従業員から多くの正社員を登用しています。
しかも年齢制限が他のメーカーと比べても高く、35歳くらいまでをOKとしているんです。
他のメーカーでは20代が絶対条件になっているメーカーも多く、30代からの正社員の登用は本当に難しいものになっています。
このサイト運営者の友人も37歳の時に、スバル期間工時代に正社員へと誘われたと言っていました。
スバル期間工の正社員登用は年齢制限が高い
【スバル期間工から正社員になるための応募条件】
- 35歳以下
- 勤怠・健康状態が良好(遅刻・欠勤なし)
- 業務上優れた能力を発揮している事
- 会社の方針に積極的に協力できる事
- 上司からの要推薦
- スバル期間工として1年以上の経験
条件のみを見ると正社員登用は難しそうですが、上司からの推薦さえもらえれば、誰でも登用試験を受けられます。
実際にスバル期間工として働いた人やブログでの評判を見ていると、かなり多くの人が上司からの推薦をもらっているようです。
スバル期間工の正社員登用試験の内容
スバル期間工から正社員になるには「適正テスト」と「筆記試験」があります。
この2つの試験をクリアすれば正社員登用がグッと近づきます。
適正テストSPI
SPI適正テストでは、その人の人柄や仕事への適性やどんな組織になじみやすいのか、といったことなどがわかります。
SPIの内容は大きく2つに分類されます。
働く上で必要となる基礎的な能力を測る「能力検査」と、もう1つは、応募者の人となりを把握するための「性格検査」です。
能力検査
具体的には、「言語分野」と「非言語分野」の2種類の問題を通して、「問われていることが何かを正しく理解し、どういったプロセスで考えれば答えが出そうかを合理的に考え、効果的・効率的に処理していく能力」を測ります。
性格検査
日ごろの行動や考え方などについての多角的な質問から、その人がどんな人なのか、どのような仕事や組織に向いていそうかなど、人となりを把握するための検査です。
具体的には、物事や人、目標などに対する考え方などについて2つの選択肢が提示され、どちらが自分に当てはまるかを選択していきます。
どちらの適正テストも難しく考える必要はなく、性格や思考などをチェックするテストになります。
例えば仕事中にいきなりわけの分からないことを言って切れたりしないかとか、目標に向かってしっかりと動いていけるか、チームの中でもやっていけるかなどが分かるテストです。
筆記試験
筆記試験では一般常識や中学の国語や数学などの簡単なテストがあります。
スバルで仕事をするための最低限の学力は持っていることが必要になり、中学レベルでの読み書きや計算ができれば誰でもクリアすることが可能です。
スバル期間工で正社員の推薦を受けるには
スバル期間工から正社員になるためには、条件を満たすよりも上司からの推薦が大事なのは説明しました。
ここからは、どうやったら上司からの推薦をもらえるかについて詳しく説明します。
考えてみれば当たり前のことですが、もう1度頭にしっかりと内容を入れておきましょう!
遅刻欠勤をなくす
上司からの推薦を受けるには日頃からの出勤態度が良い人が第一に挙げられます。
正社員になる為には遅刻や欠勤がないのが当たり前で、基本中の基本と言えますね。
ただし、ちゃんとした理由がある場合の欠勤は、上司も気にしないので大丈夫です。
班内でのコミュニケーションを日頃から取る
働いている班の中でも大人しい人はやや不利になってしまいます。
仕事以外のことでも普段からコミュニケーションが取れていないと、些細なことでも相談しにくいと思われるからです。
仕事中のちょっとした変化でもすぐに誰かに伝えることで、大きな損害を避けることができ、利益を伸ばすことができると考えらえています。
そのため、普段から班内でも積極的に話すことが大事で、普段のそういった態度も上司は見ているものです。
仕事の作業改善案を出す
正社員になる為の上司からの推薦を受けるには、作業改善案を出すことも重要です。
どんなに細かいことでも会社の利益につながることなら、積極的に意見していきましょう。
生産の向上ももちろんですが、作業中の安全に対しても改善案を出すことで推薦を受けやすくなります。
前の事項に繋がることですが、コミュニケーションを普段から取っていると意見しやすくなりますね。
スバル期間工から正社員になるには面接が重要!
適正テストや筆記試験が終わると最後には面接を受けることになります。
ここで重要なのは「会社に利益を生む」人間だということをアピールできれば大丈夫です。
会社に対して利益を生むとは、生産性の向上と協調性がある人という意味になります。
配属になった班での仕事をしっかりとこなし、さらにより良いアイデアを出して、同僚や上司と共に目標を達成できる人が望まれます。
正社員登用への面接は事前にチェックできる
正社員の面接を受ける前に上司と面接の内容を事前に練習することになります。
面接の質問がある程度分かっていれば、方向性さえ間違っていなければ、応用できる面接になります。
- スバルの正社員になりたいと思ったのですか?
- これまでの仕事で何を身に着け、何を学びましたか?
- 正社員として、スバルでどんな仕事をしたいですか?
- 正社員になって、あなたは当社にどんな貢献ができますか?
- 将来の目標は何ですか?
- 自分の長所と短所をアピールしてください
このような質問も受けると思うので、模範となる回答を上司と一緒に考えておくと良いですね。
ただしあまり模範的になるのではなく、自分の言葉で答えることで面接官に良い印象を与えることができます。
スバル期間工から正社員登用されるまとめ
スバル期間工から正社員になるには、いろいろと条件はありますが、とにかく上司からの推薦をもらうことが最も重要になります。
そのためには普段から話しかることが大事で、飲み会などの席を利用すると良いでしょう。
推薦をもらう前にも1年以上の期間工の経験が必要なので、まずは1年間をしっかりと真面目に出勤することが第一歩となります。